T@KE【タケ】のブログ

アニメの簡素な感想と艦これを主に綴ってます。PC閲覧奨励。総評は★5満点。

琴浦さん 感想

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いきなりですが第1話最初の10分間を耐える必要があります。耐性が無い人には中々キツイ内容になっていますね。

人の心が読める、というメリットにもデメリットにもなる能力を活かして乗り越えて1人の女子高生が人と絆を結んで成長していく物語です。
 
心が読める能力と聞くと良い部分ばかりを考えがちですが、それが原因で人生下り坂って使い方は珍しいなと思いました。人間の醜い部分を正面から描いてますね。
当然みんな良い事ばかりを考えているわけでは無く、自分に刃が向いてる時もあります。それが分かってしまう自分に苦悩し絶望し転校を繰り返して出会ってのが自分の能力が一切通じない眞鍋義久という男です。
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真鍋君はヒロイン的立ち位置ですが、1人の人間としての生き方を琴浦さんに教えた指導者的人物とも言えると思うんです。 ある意味能力に依存していた彼女にとってそれは衝撃であり新鮮でした。
彼と出会ったことで琴浦さん自身変わっていくのですがそれを見守っていくのがこの作品の基本的な視聴スタイルでしたね。

彼女に一度も好きと言わなかったのは本人にとっては普段の態度がそのまま裏表の無い好意の意思表示という事でしょう。バカ正直で眞鍋君らしいですね。琴浦さんが「真鍋君は心のままの人なんだね」と言っていた通り心を読む必要もないから言葉もいらないわけです。

起承転結の「転」の使い方がすごいうまいアニメだと思いました。
毎度のように鬱シーンが入ってきて、それがあるからその後の展開の良さが活きるわけですが。だから5話みたいにギャグシーンオンリーの話だと「いつ鬱展開が来るのか」と身構えてしまいますねwメンタルのジェットコースターでした。

もちろん常にゲンナリするわけではなく心が読めることを活かしたギャグシーンも笑えますw
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最終回は綺麗に…本当に綺麗にまとまっていました。
部長、森谷さん、母親、真鍋君。心を読めるからとか関係なく口で直接気持ちを伝えてそれぞれのわだかまりを解いていきます。その母親をベッドに押し倒すシーンと、最後の登校のシーンのカメラワークが1話との対比になってるのを知った時は驚きましたね。
フォトフォト
他にも最終回見て1話見返したら色々発見できます。そういうところ含め製作側の手腕の高さを感じた作品でもありました。


【好きなキャラクター】琴浦春香
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真鍋だけじゃなく琴浦さんも好意を隠そうとしないからなぁ…。真鍋君が琴浦さん信じてるように琴浦さんも真鍋君の事信じきってますね。
あれだけの過去を背負っても人を許せるのは能力のおかげか、同じ傷を負ってるからか。どっちでしょうね。