T@KE【タケ】のブログ

アニメの簡素な感想と艦これを主に綴ってます。PC閲覧奨励。総評は★5満点。

四月は君の嘘(2クール目) 感想

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最終回感動しました。とても綺麗に淡く終わりました。

2クール目は人生の波を表現してるように感じましたね。何かを得れば何かを失う。音楽を続ける意義であり、宮園かをりであり。

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宮園かをりはずるいと思います。いや、ずるいです。
明るい振る舞いはフェイク。1クール目で視聴者の心を掴んだ公生とのデュオは最期まで叶わず。死を予感させ常に視聴者と公生に意識させ続け、自分がいなくなった世界で全てをさらけ出す。
この物語は有馬公生のピアノの音から始まりましたが、それを一番汲み取った宮園かをりが広げていく、というイメージです。そしてその広がった世界に離れてしまった公生を連れ戻し今度は自分が去っていく。


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かをりの病状が悪化してから顔色がずっと白い作画は芸が細かくて見ている分には辛かったですね…ピアノを弾く事で色付いていく公生とヴァイオリンから離れ色を失っていくかをりとの対比。
演奏中といい色の使い方がうまいです。1クール目の感想で感性に訴えると言いましたが、視覚的に訴えてくるものは多いです。公生視点の映像では母親の顔が見えない分、母親視点の映像では顔が見える対比や、武士が引いているピアノの鍵盤が幼い頃の階段に変わる演出は素晴らしかった。
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期待していた恋愛要素としては椿の気持ちがとても切ないですね。柏木さんという理解者が現れる(出番的に)も音楽という強敵にがむしゃらに立ち向い、彼女なりに努力する姿はいたたまれなくもあり応援したくもなる。かをりが去った場所から彼女が現れるシーンは公生にとって大切な存在であると改めて感じさせます。ここの演出もニクイです。


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その柏木さんは最終回でまさかの腐女子発覚と大変驚きましたが(笑)、彼女と渡は誰が見ても影の功労者。柏木さんは椿の「嘘」に対する視聴者の思いをズバズバ代弁してくれました。渡に関しては功労者で終わってしまったことを悔いているフシがありました。


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この「四月は君の嘘」という作品タイトルの意味ですが、一番は最終回でも言っていたように宮園かをりの事を指していると思います。が、「嘘」という部分には他の人間も(もしかしたら全員)含まれていると見てきて感じますし、「四月」は単純に時間的なものだけでなく物事の始まりも意味しているのではないかとも思えます。もう一度最初から観てみるとそれらがよりハッキリ分かると思いますね。
甘酸っぱい青春、お互いを高めあうライバル関係、出会いと別れ、才能による挫折・苦悩等キャラクターそれぞれにテーマがありますから2周目の視聴時に1人を見続けてそれが何か見つけるのも面白そうですね。

言い回しが独特で解釈が難しくも感じますが、あまり考えすぎずピアノの音のように感性で感じ取る作品なんじゃないかなぁと思います。