T@KE【タケ】のブログ

アニメの簡素な感想と艦これを主に綴ってます。PC閲覧奨励。総評は★5満点。

艦隊これくしょん 感想

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アニメ艦これの総括を簡単にまとめたいと思います。


■疑問点
【脚本】
やはりこれでしょうか。全体的にかなりバラバラな印象を受けました。面白い回もあれば感想を書くのに困る回もありました。で、ちょっと調べました。個人的に好きな回は1、2、6、7、8話。逆にどうかなと思う回は3、9、10話。その中で問題の3話と一番好きな7話が同じ脚本家の方でした。脚本に問題が無いとするならばやはり問題は統一感、整合性の無さ。1話単体で見れば問題ないようでも12話のストーリーを通して見ると違和感が出てくる。リレー小説のような感覚でした。
ただこれに関しては原作の曖昧さも考慮に入れる必要はあります。それに原作組、新規組共に考慮し、日常メインか戦闘メインか、かつ史実も絡んでくるとなるとバランス取りは難しかったのではないかと思います。どれか1つに絞れば良かったでしょうがそうもいかないので全部選んだ結果こうなったととも考えられます。

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【提督】
必要なかったと思います。これはハッキリと言っておきます。
理由は第9話の感想で言ったとおりですが障害になっています。顔の一部が映るならまだしも影だけではもはや居る意味がありません。当然喋らないので行動の理由を視聴者に説明する事もできないので混乱を招く。
長門さんがそのまま提督として指揮系統をする、それでよかったという考えは今でも変わりません。加賀さんじゃないですがここは譲れません。もしくは完全に姿を現すかのどちらか。
ただ反応は「課金した」「大型回した」「垢BANくらった」等プレイヤーに当てはめたメタいものが多く、存在は好意的に捉えられていたようには思います。

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【如月轟沈】

これに関しては本当に頭を悩ませます。
結局意味なんて無いのかなと思っていたら最終回で髪飾りが出てきてまた考える必要が出てきました。続編でその内容に触れるんであれば無理に最終回に出して蒸し返す必要性は感じませんね。
睦月の成長に寄与したと考えれば意義はありますがそれはあまりにも酷です。これだけ艦娘が出演した中で彼女だけが轟沈したわけですからその部分のフォローは必須。史実を遵守したのだとしても全てのストーリーがそうだったわけでもありません。これで他に轟沈する艦娘がいればまた違いました。現状では続編を待つしかないという状態です。



■反省点
つくづく慣れというのはおそろしいと感じます。「艦娘が動いて喋っているだけで満足」、と言っておきながら否定的になっている自分がいました。だんだん慣れて、目が肥えて、要求水準が高くなってしまったのだと思います。我ながら反省です。
とある方が言っていたのですが「最近、変なこだわりを持たずに素直にいろんなものを楽しめるようになってきた」と。今の僕はまさに変なこだわりを持っている段階なのだと思います。
確かに僕は原作を1年以上プレイしていて、コンテンツに対する理想や疑問が蓄積されてきた中でアニメ化には多くを求めていました。しかし理想はどこまでいっ ても理想なわけで、それが叶えられなかったから叩くというのはやはり間違っているなと思います。ネットでも多くの否定的な意見を見ましたし僕も同意する部分はありました。でもその中でも純粋に前向きに楽しんでる方もいて、どちらが良いか?と問われればそれはやっぱり後者になるんですよね。
全てを肯定する必要はありませんが、提示されたものを自分なりに噛み砕き良いものに昇華していく。こういう触れ方が自分にとってもコンテンツにとっても一番なのではないかと今回のアニメ艦これで痛感しました。



■良かった点
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【動いて喋る】

当たり前すぎてわざわざ言うまでもありませんが以前、「艦娘が動いて喋るだけで満足」と言いました。それは今でも変わりません。新しい艦娘が映るたびに、喋るたびに高揚していた気持ちは忘れないようにしたい。
出撃シーンの表現の仕方は素晴らしいですね。


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【原作で描かれていなかった部分が明らかに】

妖精さんと視界の共有、意思の疎通が取れる
・高速修復材の使い方
・艦娘は私服姿にもなる
・ヌ級の艦載機の飛ばし方
長門さん辛いものが苦手
長門さん嘘を付くと早口になる
長門さん朝風呂をする

(もしかしたら僕が知らないだけで既に原作で明らかになっている点があるかもしれません)

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【日常回】

おそらくこれがもっとも同意を得られると思いますが第六話のような日常回がとても完成度が高くて楽しかったです。「この路線でずっとやって欲しかった」という声が非常に多く聞かれたくらいの出来でした。日常回ならばいくらでも話が作れるなという感触が得られます。

【提督でなくても楽しめた】
これは完全に僕の周りの狭い世界での主観なのですが、原作を全く知らない人でも楽しまれていた印象が強いです(むしろ叩いているのは提督側)。
原作のセリフやシステムが分からなくても問題ないような自然なセリフ、動き、状況変化の見せ方はうまかったと思います。
相変わらずうんざりするほど叩く内容も見受けられますが、アニメ化による原作への還元は大きかったと考えます。


■アニメ化の恩恵を受けたと思う艦娘
・吹雪
・睦月
・那珂
・大井
・金剛
長門
陸奥

その中でも睦月と大井はかなり印象が変わりました。

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睦月は原作ではロリロリしいというか子供っぽい感じでしたがアニメではスラッとしたスタイルにしっかりした言動とかなり印象が変わっています。特に1話でぬいぐるみを片付けていない夕立相手に見せた姿には驚きました。
大切な人の轟沈から学び成長し、彼女にしかできない役割を担って強くなりました。戦う事よりも支える事で貢献した艦娘でしたね。

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大井はまず見た目が可愛くなりました(しばふファンには申し訳無い)。全話通してノルマと言い換えて良いくらいの北上さんへの愛を見せてきましたが結果的にそれが彼女の魅力になったのは12話で描かれました。ブレないキャラクターは好きなので各話感想でもちょいちょいイジっていました。


極めて客観的に見ればアニメ艦これは残念ながら100点ではありません。79点といったところです。ただ自分の天秤にかざすと+に傾いたのでBDも買いました。
全話を通して見ると個人的には8話、と言いたいところですが7話がとても好きです。BDマラソンも始まったので発売日に見直すのを楽しみにしてます。


続編の制作が決定しましたが劇場版も既に決まっていると思います。
原作も3年目を迎えこれからますます盛り上がっていく艦これ。原作だけでなく新たに「アニメの」艦これという一面が生まれたこのコンテンツを僕は引き続き楽しんでいきたいと思います。