T@KE【タケ】のブログ

アニメの簡素な感想と艦これを主に綴ってます。PC閲覧奨励。総評は★5満点。

ヤング ブラック・ジャック 感想

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1960~70年代当時の社会情勢を背景に医学生である若かりし頃のブラック・ジャック間黒男が何故闇医者となったのかを描いた作品という事で手塚治虫の原作を読んでいた身としてはとても興味深かった当作品。

間黒男の価値観を変える出来事に手塚治虫作品のキャラクター達を登場させた点が原作への敬意を感じて好きでした。例えば百樹先生の拘置所脱走前に義眼を落とすシーンなんかは『どろろ』の百鬼丸のオマージュ。
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ただそのストーリーの見せ方はとても稚拙だったなぁと。そのせいか狙っていない(と思われる)シュールな笑いが生まれたので観る側としては別な楽しさがありましたが…w 百樹編は間の考え方に決定打を与える話だと思うのですが、それ以上に笑いが前に出ている人が多かった印象。原作を知らないと無理もないとは思いますが。
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ナレーション(とりわけOP前とED前の部分)をブラック・ジャック役の大塚明夫さんが務めたことで全体的にグッと締まった印象。特に最終回で「やがて俺は間黒男という名を捨てブラック・ジャックとなった」と、ナレーターからブラック・ジャックの語り口調に変わる演出はしびれます。
脱線しますが主題歌がとても好きで、特にEDは映像合わせて何回も耳にしました。


前述した通り間の心理面の描写の過程が少々雑ですが、やりたい事は明確で思いの外「ブラック・ジャックしていた」作品として楽しく観させてもらいました。